日本、頑張れ

とりあえず、生存報告。ご心配頂いた方は有難うございます。いつも通り会社で伝票打ってたら急に揺れ出し、机の下に潜ったり全社員で避難したりしながら、最終的に職場から徒歩で4時間半ほど歩いて自宅まで戻りました。家の方は大した被害も無く。精々ゴミ屋敷だった部屋がゴミそのものになってたくらいです。帰路は、大きな通りとしては、新宿通りと青梅街道を使いましたが、周りにも帰宅の足を無くして自宅まで歩かれている方々が1000人単位でいらっしゃいました。帰るまでに何軒も見かけたコンビニは、どこも棚が閑散とし、トイレや公衆電話には長蛇の列が作られておりました。震源地は宮城との事で。QMA関連の知人や、小、中学時代の友人の事が気がかりです。昔住んでいた所は内陸寄りだったので、恐らく津波被害は受けていないと思うのですが、山地を切り開いて造成された宅地だけに、地滑りなどが心配です。
しかし、何でしょうか。昨晩帰ってすぐに寝て、朝起きて。ニュースやTLを見て「何かしたい」と思う心はあれど、出来る事が思い浮かばない。取り敢えず夜は節電に努めようというくらいです。それというのも他人から吹き込まれて気付いた事ですが。これを歯痒さと呼ぶのか、それとも無力感と呼ぶのかは判りませんが、何れにせよ悔しいものです。
・・・今後募金なんかは行うにしろ、結局のところ、今は被災された方々の無事と復興を祈りつつ、普段通りに過ごすしかないのかなあ、等と思ったり。一部の方からは不謹慎に映るやも知れませんし、傍から見りゃ「俺関係ないし」と割り切るのと同じでしか無いかも知れません。ですが、たとい思考の行きつく先が同じであれ、「何かをしたい」とか「無事でいてくれ」と少しでも願うのは大事な事だと思うのです。ついでに、それを汲み取る事も。ビジネスなら結果が全てでしょうが、そうでなければ過程が重要な時もあるでしょう。青い自己満足論に過ぎないかも知れませんが、それでも、人の想いを斜めから嗤う下衆にだけはなりたくないものです。
日本、頑張れ。




PS:何やらしんみりしてしまったので、事態がある程度収束したら、次は目一杯寒くて頭の悪い記事でも書こうかなと思います。